2022年9月30日
趣のある木造駅舎が多い北条線ですが、登録有形文化財となっている古い駅舎の中でパン屋さんが営業しているユニークな駅として知られています。隣に建つ三重塔(駅名の由来となっている法華山一乗寺にある国宝のレプリカ)も含め、駅舎周辺はレトロな雰囲気を醸し出しているのですが、プラットホームは無機質でかなりちぐはぐな見た目です。大阪駅から行くと1時間半から2時間程度の距離があります。
このプラットホームは列車交換を可能にするため2020年に新設されたものです。コンクリートとステンレスの素っ気ない作りとなっており、駅舎側とは印象がまったく異なります。
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駅の正面からプラットホームまで歩いてみます。訪問日現在でパン屋さんは土日のみ営業となっていますが、プラットホームへ行く場合には駅舎の前を素通りします。
駅ぶら
静かな農村という印象ですが、この周辺には鶉野飛行場をはじめとして防空壕や銃座跡など第二次大戦の遺構が点在しており、それを目的として訪れる方も多いようです。土日にはレンタサイクルでの散策も可能です。