関西のお手軽秘境駅とユニークな駅のご紹介

大阪から日帰りできる個性的な駅とその周辺を360度画像と動画を交えてご案内します

中飯降駅(JR和歌山線)

2023年9月17日

難読ですが「なかいぶり」と読み、前回ご紹介した大谷駅からは王寺駅に向かって2駅先になります。きれいに舗装された駅前ロータリーにはバス停があり、駐輪場や公衆トイレも併設されていますが、写真を見て「何かが足りない、落ち着かない」と思いませんか。実は肝心の駅舎がありません。「この正面あたりに駅舎があれば」と思ってしまいます。

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左手の茶色の建物は駅舎ではなくトイレです

この駅は掘割構造になっており、ロータリーのある地上から階段を下りた先にホームがあります。

目立たない階段を下りてホームに向かいます

こちらがホームです。待合室や出改札などの駅の機能はホーム上にあります。

シンプルな棒線駅で、屋根すらありません

真新しく見栄えのする地上部分と必要最小限しかない駅本体というアンバランスさがユニークだと思いますが、いかがでしょうか。

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駅ぶら

駅前ロータリーは2016年の完成とのことです。老朽化した駅が多い和歌山線ですが、駅の改装が利用客の増加につながることを願っています。周辺には民家が点在し、学生の利用も多いようです。