2022年11月12日
なんば駅から約45分、特急サザンの停車駅で南海多奈川線の起点駅でもあります。遊園地・動物園・水族館が一体となった、駅と同名のアミューズメント施設の玄関口でした。2020年3月に施設の営業が終了し、現在は自然公園として開放されています。ただし、在りし日の賑わいは全く見られず、特急停車駅と思えばさびれた印象が否めません。
かつては多くの家族連れが笑顔で歩いたであろう、駅と公園を結ぶ道です。ちょうど木々が色づき始め、趣のある雰囲気です。
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公園の入り口まで歩いてみましたが、途中にあるドッグランを除いて人の姿は見かけませんでした。この先の園内にも無料で入ることができます。遊具や施設はほとんどが撤去されていますが、特設ステージがそのまま残されていて郷愁を誘います。
この駅には公園の反対側にも出入口があります。華やかさは全くありませんが、駅の南に広がる住宅地からアクセスできるため、今となってはこちらの出入り口のほうが利用者が多いのかもしれません。
駅ぶら
淡路島や四国との間を結んでいたフェリーの廃止で多奈川線が衰退し、今度は遊園地が営業終了と、この町にとっては不運が続きます。ただし、公園は数年後にリニューアルオープンする計画があるようです。駅前に再び活気が戻ることを祈ります。